アズビルあんしんケアサポートをALSOKへ譲渡
2015年1月21日けあNews
アズビルは、1月19日、100%子会社で健康福祉・介護の領域でサービスを展開してきたアズビルあんしんケアサポート(以下、ACS)の全株式を、綜合警備保障(以下、ALSOK)に譲渡することを明らかにした。
なお、2015年2月以降に株式譲渡並びに事業譲渡を完了させる予定だ。
両社の共通点は、安心と安全を届けるという点と、サービスの提供をその重要な手段とする点にある。
ACSの強みは、緊急通報と介護を同時に提供することで、顧客に安心、安全を届けること。
一方、ALSOKは、「HOME ALSOK」というブランドを立ち上げ、個人のライフスタイルに合わせた、安心・安全と便利を提供する取り組みや、高齢者向けの商品開発や介護サービス事業を行ってきた豊富な実績がある。
従い、azbilグループは、民間サービスの分野で幅広く事業を手掛け、自治体向け緊急通報サービスから各種見守りサービス、介護サービスへ事業拡大を進めているALSOKの下で事業を行うことが、今後の最善手段であるとの認識に至ったという。
azbilグループの理念は「人を中心としたオートメーション」。国内外の市場環境の変化を迅速にとらえ、経営資源の最適配分、事業体質の強化・徹底を図ることが、商品・サービスの付加価値向上につながるとしている。
なお、同社はこれからも、グループ経営資源の最適かつ効率的な活用により、顧客の安心・快適・達成感の実現をめざす。