県営住宅の高齢者孤独死13人/静岡

2014年12月17日中日新聞

 県は16日の県議会企画くらし環境委員会で、県営住宅に住む単身高齢者13人が今年4~11月末に孤独死していたことを明らかにした。16人だった2013年度を上回るペースとなっている。

 県公営住宅課によると、県営住宅に住む13,184世帯のうち、高齢者2,622人が単身で居住している。11月までに静岡市で5人、熱海市で2人、浜松市など6市で各一人が孤独死した。長い人は発見されるまで死後一週間ほど経過していた。

 県は防止策として月2回、希望日に安否を尋ねる電話サービスを無料実施しており、199人が利用している。