スマホで戸締まり確認や電気機器操作も
2014年10月24日読売新聞
東急線沿線でケーブルテレビやインターネット事業を展開しているイッツ・コミュニケーションズ(東京)は来年2月から、外出中にスマートフォンやタブレット型端末で家の戸締まり確認や電気機器の操作などができる「スマートホームサービス」を提供する。
22日から横浜市青葉区の20世帯で実証実験を始めた。
米国のアイコントロール・ネットワークス社のシステムを導入。ブロードバンドに接続された電気の集中制御装置である専用のホームコントローラーを介し、スマホなどから指示を送って室内の機器を操作する。
2月からドアや窓の開閉を知らせる「ドア・窓センサー」と人の動きを知らせる「モーションセンサー」、両センサーと連動するIPカメラのサービスを始める。自宅内部の様子を知ることができ、空き巣防止や高齢者の見守りなどでの利用を想定している。
春以降は、外出先から玄関の施錠状態を確認して、かけ忘れの場合は施錠ができる電子錠機能のほか、エアコンや照明を制御するリモコン機能の導入を計画している。将来的には健康管理や省エネ対策にも用途を広げたいという。
神奈川県内のサービス提供地域は、横浜市の青葉、都筑、緑、港北区と川崎市の宮前、高津、中原区。