“孤独死"増加に対応 監察医務院が新庁舎公開

2014年07月12日テレ朝news

 高齢者の孤独死の増加に対応するため、東京都の監察医務院の新庁舎が完成し、解剖室などの内部が初めて公開されました。

 東京都監察医務院は、病院以外で死亡した人の死亡確認や死因が分からない遺体を解剖して死因を調べる施設で、国内では最大規模です。公開された新庁舎では、遺体を冷蔵する設備や解剖台の数を増強したほか、脱法ドラッグを使用した可能性がある遺体について死因を調べることができる薬物の分析装置も導入します。

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 監察医務院によりますと、死亡確認をした遺体は20年間で約2倍に増え、高齢者の遺体の3割が孤独死の状態でした。監察医務院は今後、さらに受け入れ体制を強化する方針です。