佐倉市ユーカリが丘でタブレットを使った高齢者向けサービス導入

2014年07月05日けあNews

 東芝ソリューションは10月より、千葉県佐倉市のユーカリが丘周辺地区を対象に、「シニア向け在宅サービス:大人の自由時間」の提供を開始する。

 「シニア向け在宅サービス:大人の自由時間」は、東芝ソリューションが提供するICT(情報通信技術)サービスである。健康な高齢者や、親と離れて暮らす世帯に向けて、タブレット端末を通じて、生活に役立つ情報を提供する。

 例えば、離れて暮らす家族の安否確認、ヘルスチェック、買い物情報やニュース配信、メールやテレビ電話など、「安心」「健康」「便利」「楽しみ」の4つの分野に関する情報を、手軽に利用することができる。

 得に便利なのが、ユーカリが丘地区の独自サービス「ユーカリが丘アプリ」と連携していることだ。ユーカリが丘エリアでの生活に欠かせない情報を、手軽に手に入れることができる。

 「ユーカリが丘」は山万が開発する総面積245ヘクタールのニュータウン。「自然と都市機能が調和した新環境都市」をコンセプトに、子どもから高齢者まで誰もが安心して住むことのできる街を目指す。

 このため商業施設や鉄道・ネットワーク設備といったハード面に加え、ソフト面として生活をサポートするサービスや情報の提供を進めてきた。

 山万では、今回の東芝ソリューションとの連携で、地域に密着した生活情報に加え、充実したヘルスケアとライフケアサービスの利用が可能になるとしている。