「孤独死」2年連続減、安否確認が浸透 鹿児島県警まとめ
2014年04月17日南日本新聞
鹿児島県警が2013年に行った独居高齢者(65歳以上)の検視数は489件で前年より36件減少したことが16日、県警のまとめで分かった。このうち自殺などを除く「孤独死」は452件で、前年から37件減。ともに2年連続で減少した。県警は「独居高齢者の安否を確認する意識が地域や個人に浸透してきた結果ではないか」と分析している。
県警によると、13年の検視総数は2066件(前年比216件減)。内訳は病死1269件、自殺412件、自過失116件、他殺など12件。
独居高齢者の検視数は男性が244件、女性が245件。検視数全体に対する割合は約23.7%で前年とほぼ同じだった。死後数日が経過するなど損傷の激しい遺体は57件(同18件減)、自殺は37件(同1件増)。