高齢者見守りサービス 飛騨信組が日本ガードと提携/岐阜

2014年04月02日中日新聞

 高山市の飛騨信用組合は、警備保障の日本ガード(岐阜市)と提携し、組合員など信組と取引のある人が入会する「さるぼぼ倶楽部」の会員を対象にした高齢者見守りサービスを始めた。

 高齢化が進む飛騨地域の利用者に安心して生活できる環境を整えてもらう目的。日本ガードの通常サービスより最大で六百五十円安い月額料金で、年中無休二十四時間態勢の見守りサービスを受けることができる。一定時間、トイレのドアが開閉しなかったときに自動通報する「ライフリズム監視サービス」といったオプションも付けることができる。

 年金を受け取っているなどの「はつらつ会員」には、利用料を三カ月無料にしたり、火災センサーか持ち運びに便利な緊急通報ペンダントをいずれか二個プレゼントする特典もある。四月上旬からは、本店に併設するサロン棟にペンダントや緊急通報装置を置き、来店者がサービスを体験できるコーナーを設ける。問い合わせは、飛騨信組経営企画部=電0577(32)4527=へ。