ジャックス、「入居者の自殺・孤独死保険」付き家賃保証システム取扱い開始

2014年01月07日マイナビニュース

 ジャックスはこのたび、不動産管理会社および不動産オーナー向けに、2つの保険と安心サービスを付帯した家賃保証システムの新商品『Star Rent System(スターレントシステム)』の取扱いを、1月から開始すると発表した。

『Star Rent System』は、不動産管理会社・不動産オーナー、入居者にとって、入居に伴う煩雑な各種関連契約の手間とコストの削減を目的に誕生した商品。保証内容については、「最大6ヵ月分の家賃を保証する方式」と「最大24ヵ月分の家賃保証に加え、明渡し費用や原状回復費用等を保証する方式」の2タイプから選択可能だという。

付帯する保険商品は、不動産オーナー向けに「オーナーズ・セーフティ」、入居者向けに「家財(火災)保険」の2つ。「オーナーズ・セーフティ」を家賃保証システムに組み込み、パッケージ化した取組みは業界初だという。

オーナーズ・セーフティは、賃貸住宅内における孤独死・自殺・犯罪死に際し、不動産オーナーに発生する空室による家賃損失、原状回復費用などを補償する商品(家主費用利益保険)。近年社会問題化する孤独死・自殺などに対応する保険商品としてエース損害保険が開発した保険となっている。

また、入居者が安心できるサービスとして、水まわり・鍵・ガス設備等、部屋に関する各種トラブルの発生時に24時間365日、専門スタッフが応急処置を行う「緊急かけつけサービス」と、日常的な相談から法律相談まで幅広く電話相談できる「ライフサポートサービス」も付帯しているという。

ジャックスは、『Star Rent System』を家賃保証システムにおける主力商品と位置づけ、不動産管理会社へ積極的に提案し、同商品の導入を図っているという。なお、同商品における取扱い開始1年目の導入企業数は、100社を見込んでいるとしている。