積水ハウス、ウェアラブルセンサー連動スマートハウスを実証実験
2013年11月18日ASCII.jp
積水ハウスは11月18日、ウェアラブルセンサーと暮らしサポートサービス「対話型HEMS」を連携し、住人の健康管理や見守り機能の実現に向けた実証実験を開始したと発表した。
同社の「対話型HEMS」は、住宅のエネルギー消費、エコ住宅の発電量、住人の要望といったデータをクラウドで管理、住人の暮らしをさまざまな方面でサポートするシステム。新たな健康管理システムは、肌に貼り付けるセンサーによって住人の在宅や健康状態データを収集し、空調管理との連動、体調不良の発見、アドバイスといった健康・医療サポートを目指す。
センサーは米バイタルコネクト製で、約11cmの粘着型の使い捨てタイプ。心拍数や呼吸数、肌の温度、体姿勢、歩数など計測する。これにより消費カロリーや活動時間、睡眠/覚醒、睡眠体位の判定、転倒の検知といったことが可能となり、パーソナライズした健康や食生活のアドバイス、一人暮らしの高齢者の見守り・救助が可能という。
HEMSは日本アイ・ビー・エム開発のシステムを採用し、クラウド経由で住人のサポートを行うスマートハウスをコンセプトとしている
実証実験の結果により、2014年度中の運用開始を目指している。