5人に1人は「老後の連絡手段に LINE を使いたい」--メディケア生命保険、「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」実施
2013年11月13日japan.internet.com
メディケア生命保険は、全国の40歳~59歳までの男女1,000名を対象に実施したインターネット調査「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」の結果を発表した。それによると、親の安否確認で使いたいサービスの1位は「センサーによって確認できる見守り・安否確認サービス」であることや、老後、子どもとの連絡手段に「LINE」を使いたいと考える人は約5人に1人であることなどが明らかになった。
まず全回答者1,000名に、家族との絆の強さを尋ねたところ、「絆が強い」と答えた人の割合は、「自身の親」では74.4%、「配偶者の親」では42.7%、「配偶者」では78.8%、「子ども」では87.6%となった。
続いて、「親と同居していない」という789名に、離れて暮らす親の状況を確認するために使いたい“通信・インターネット関連サービス”を尋ねたところ、1位は「ケータイ・スマホの通話機能」で63.22%、2位は「固定電話の通話機能」で57.5%、3位は「ケータイ・スマホの写メール機能」で16.62%だった。
離れて暮らす親の状況を確認するために
使いたい通信・インターネット関連サービス
最近では、離れて暮らす家族の安否を確認できるサービスや商品が登場しているが、生活者はどのように考えているのだろうか。
親の状況を確認するために使いたいサービスや商品を聞いたところ、1位は「親の様子をセンサーによって確認できる見守り・安否確認サービス」(30.4%)、2位は「見守りサービスも行ってくれる食事宅配サービス」(25.0%)、3位は「親の利用状況を確認できる通信サービスを備えた“家電”(電気ポットなど)」(21.5%)という結果になった。ドアの開閉を検知するセンサーや家電の利用状況の通知など、親のプライバシーを守りながら安否確認できる点が支持されているようだ。
次に全回答者1,000名に、自分の老後に子どもへ状況を知らせるために使いたいサービスや商品を聞いた。通信・インターネット関連のサービスについては71.1%の人が「ケータイ・スマホの通話機能」を選び、際立って高い割合となった。また、約5人に1人の割合となる19.9%の人が「LINE(メッセージ・無料通話機能)」を選んでおり、SNS を使って安否を知らせる高齢者も今後増えていきそうだ。
離れて暮らす子どもに状況を知らせるために
使いたい通信・インターネット関連サービス
また、それ以外に使いたいサービスや商品については、「親の様子をセンサーによって確認できる見守り・安否確認サービス」(23.7%)、「見守りサービスも行ってくれる食事宅配サービス」(22.8%)、「テレビ電話で状況を確認してくれる自治体サービス」(22.0%)などが上位を占めた。