孤独死ゼロ 11年の軌跡 松戸の団地取り組み 冊子発刊/千葉

2013年09月15日東京新聞

 松戸市の常盤平団地で、入居者の孤独死防止策に取り組んでいる同団地地区社会福祉協議会は、活動の記録をまとめた「孤独死ゼロ作戦11年間のまとめ」を発刊した。

 同団地の取り組みは、2001年春に入居者の男性=当時(59)=の白骨化した遺体が発見されたことなどがきっかけ。家賃をはじめ電気、ガス、水道代が自動引き落としで支払われ続け、亡くなっていたことに三年間も気付かなかった。

 「孤独死を考えるシンポジウム」を開いて入居者に問題の重大性を訴え、孤独死ゼロ作戦でさまざまな対策を行ってきた。中でも、気軽に立ち寄り、コーヒーを飲みながら語り合える「いきいきサロン」運営は、各地から視察が訪れるほどだという。

 冊子はA4判60ページ。協議会は「記録性を重視し、孤独死予防に取り組む地域活動の参考になるように編集した」としている。

 問い合わせは、まつど孤独死予防センター=電047(389)3010=へ。 (川田栄)