セコム、高齢者の暮らしを定期的に見守るオプションサービスの提供を開始
2013年05月10日suumoニュース
セコム株式会社は、「セコム・ホームセキュリティ」の顧客向けに、契約先の高齢者の日々の暮らしを定期的に見守り、健康状態を含めた生活の変化をとらえ、その結果を家族へ報告するオプションサービス「お元気コールサービス」と「お元気訪問サービス」の提供を4月から開始した。
日本は現在超高齢社会にあり、全国の65歳以上の高齢者人口は約2924万6千人(2010年)、65歳以上の単身世帯は約479万1千世帯(2010年)となっている。そして、現在では65歳以上の人口は3000万人を越えたと推計されている。このような社会において、高齢者の孤独死の防止や、健康などに関する日常生活を送る上での高齢者の不安などの解消が喫緊の課題となっている。
このたび、セコムが発売を開始した新サービスは、従来の防犯・防火・非常・救急といった「セコム・ホームセキュリティ」のサービスに加え、セコムグループがこれまでに培ってきたオペレーションノウハウおよび、メディカル事業、生活支援サービスのノウハウを活用することで実現できたサービスだ。
「お元気コールサービス」は、セコム医療システム(株)のコール担当が利用先に電話し、利用者の健康状態を含めた日常生活の様子を伺い、指定の報告先へ電子メールで報告する。要望があればセコムの看護師につなぎ、健康相談を行うことも可能だ。
「お元気訪問サービス」は、セコム(株)あるいはセコムグループの社員、またはセコムが厳選した外部委託先スタッフが、健康状態の確認を目的に利用者宅を訪問し、30分程度で日常生活の様子を確認。要請があれば時間内でできる簡単な家事の手伝い(掃除・洗濯など)を行う。
セコムは、4月から高齢者緊急時見守りサービス「セコム・マイドクタープラス」を開始。今回の新サービスとともに、ますます高まる高齢者の日常生活における「安全・安心」の提供に努めていく。