2013年02月08日産経新聞

　ソフトウェア、Androidアプリ、システム開発を行うフリート（大阪市淀川区）は、このほど、一人暮らしをしている高齢者の動きをキャッチし、離れて暮らす家族に写真付メールで知らせするシステム「一人暮らし見守り支援システム」を開発し、販売を開始した。センサーによる動き検出のほか、平時連絡や緊急呼出などボタン操作での通知も可能となっている。

　センサー反応とボタン操作（平時連絡/緊急呼出）だけで高齢者にも操作が簡単。従来のサービスでは別途、固定回線やプロバイダの加入・工事・設定が必要、また受信側にも専用ソフトや専用機器およびネット回線接続などが必要だったが、この製品はスマートホンを使った3G回線なので固定回線やプロバイダの加入・工事・設定などは一切不要という。受信側もすでに所有している携帯電話でリアルタイムにメールで受信ができる。

　各種工事、設定が不要なので届いたその日から利用でき、不要になれば即日撤去が可能。レンタル料金「本体、送信用専用スマートホン、通信費」すべて込みで月額3,000円(税込)の低価格を実現した。レンタル料金の初期費用として5,250円(税込)が必要としている。