金額や質に違いはあるの? ウォーターサーバーのサービスを徹底比較

2012年09月28日マイナビニュース


病院の待合室などで、たまに見かけていたウォーターサーバー。最近は、企業やショップなど、さまざまな施設にウォーターサーバーが設置されてきている。矢野経済研究所のデータによると、ここ数年、宅配水市場は伸張を見せており、5年前の2.8倍にも及ぶという。

また、震災直後は水の販売制限があったこともあり、「備蓄」という点からもウォーターサーバーは注目を浴びているようだ。スーパーやコンビニの店頭にも、「1.5L以上のペットボトルはおひとり様3本まで」という貼り紙があったことは記憶に新しい。

かくいう私も、そろそろウォーターサーバーを導入しようかなと思っている一人。そこで、ウォーターサーバーを提供している代表的な会社3社のサービスや水質の違いについて、調べてみることにした。

ウォーターサーバーのデザインにこだわった「アクアクララ」

まずは、谷原章介がCMキャラクターの「アクアクララ」。使われている水は「RO水」。RO水とは、原水をRO膜(逆浸透膜)といわれるフィルターでろ過し、不純物を取り除いた純水のことだ。アクアクララでは、これにカルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムの4つのミネラルを添加している。

ウォーターサーバーでは、温水と冷水の2段階の温度調節が可能。デザインにもこだわっており、8色のフロントカラーパネルを展開したタイプや、ディズニーキャラクターをあしらったものもある。また、省エネタイプは消費電力を最大65%カット(同社比)するという。

ウォーターサーバーの月間レンタル料は1,050円から(メンテナンス料を含む)。申込料は不要だが、設置後6カ月(180日間)を経過する前に退会するときには、退会手数料として3,150円がかかるとのこと。

また、ウォーターボトルは必要に応じて注文することができ、昼までに注文すれば、おおよそ翌日に届けてもらえるそうだ。一部地域を除き、全国配送を行っている。

なお、ウォーターボトルの最低配送本数は2本以上(一部販売店によって異なる)で、配送料はウォーターボトルの料金に含まれるという。

高齢世帯の安否確認サービスも展開する「クリクラ」

続いて、クレヨンしんちゃんがCMキャラの「クリクラ」について調べてみた。こちらもRO水にカルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムを添加した水を使用している。ウォーターサーバーはアクアクララと同様に、温水と冷水の2段階の温度調節ができるタイプだ。

また、綜合警備保障と連携し、ウォーターサーバーにセンサーを設けることで、高齢者世帯の安否確認サービスを実施している。神奈川県内でテスト運用した後、段階的に全国エリアへ拡大する予定だという。

なお、ウォーターサーバーの月間レンタル料は無料だが、3カ月の利用本数が6本未満の場合は1,050円が必要だ。サーバーのメンテナンス料は1年間で5,250円。入会金・解約金は不要である。

ちなみに配送エリアは、沖縄県、島しょ部を除く全国であり、ウォーターボトルの配送は2週間に1回の定期配送と、日時を指定した宅配便の2種類から選択可能。配送料はウォーターボトルの代金に含まれている。

南アルプスの自然が育んだ、清涼感のある味わいが特徴「サントリー天然水」

最後に紹介するのは、「サントリー天然水」である。ペットボトルの商品としてなじみがあるが、ウォーターサーバー用の宅配サービスも展開しているという。こちらはその名の通り、ナチュラルミネラルウォーターを使用している。

ナチュラルウォーターとは、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないものをいうが、ナチュラルミネラルウォーターはこの条件に加え、地中でミネラル分が融解した地下水を原水としている。そのため、カルシウム等は一切添加していない。

ウォーターサーバーには、オートクリーンシステムを搭載。毎日、使用しない時間帯に合わせて、サーバー内部に自動的に温水を循環させることにより、サーバー内を殺菌し、清潔に保てるという。

また、5段階の温度調節ができるのも特徴だ。冷水は通常モードと省エネ(弱冷)モードの2段階、温水はコーヒーやお茶に最適な温度の通常モードと、カップめんに適した高温モード、乳児の調乳にも使える省エネモードの3段階に調節可能。好みや使用目的に合わせて選ぶことができる。

ウォーターサーバーの月間レンタル料は1,050円。入会金や解約金はもちろん、年間メンテナンス料も不要。

家庭向けの宅配サービスの配送可能エリアは、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県(伊豆諸島・小笠原諸島をのぞく)で、配送方法は毎週、2週間に1回、月に1回のいずれかから選択できる。2箱単位での配送となり、配送料はかからない(現金での支払いの場合、代引き手数料として315円がかかる)。

各社ともこだわりの水やサーバーを用意し、独自のサービスを展開していることがわかった。ウォーターサーバーサービスは、今後も伸張を見せることが予測されている。ライフスタイルに合わせて、自分に最適なサービスを選択してみてはいかがだろうか。