独居高齢者実態調査へ / 松山

2012年09月01日愛媛新聞

 松山市は高齢者の孤立死を防ぐため、市内に住む65歳以上の独居高齢者の実態調査をする。健康状態などを把握し、異変に少しでも早く対応するため、年度内に支援が必要な高齢者の名簿を作成する。31日発表の9月補正予算案に事業費952万円を計上した。

 市高齢福祉課によると、2010年、市内の高齢姉妹が一部白骨化した状態で発見される孤立死があった。現在は地域の民生委員が訪問や見守りをしているが、住民側が拒否したり、マンションなどでは室内の状況が分かりにくかったりするケースもあるという。

 調査は地域に拠点を持ち、年代が近い市シルバー人材センターに委託。市内の独居高齢者は、住民基本台帳上で3万4918人(4月1日現在)おり、うち有料老人ホームや介護施設の利用者を除く約2万人を約3カ月かけて戸別訪問する。