賃貸オーナー、入居者の孤独死経験は7%

2012年04月18日朝日新聞

 不動産投資ポータルサイト「不動産投資の楽待」を運営するファーストロジックはこのほど、アパート・マンションオーナーを対象に「賃貸物件における孤独死、自殺、事件・事故死」に対する意識調査を行った。151人から回答を得た。

 それによると、過去に保有物件で孤独死が起きた経験をしているオーナーは7%ほどだったが、起こる可能性について「懸念を持っている」割合は84%に上った。事前対策について聞くと「入居条件を厳しくしている」が37%で最多。次いで「頻繁に保有物件に足を運んでいる」が33%、「高齢者の入居を断っている」が31%だった。

 また、回答者からは、「保険を充実させることで、孤独死予備軍層の入居を断らずに済む」「孤独死の対策に対する優遇制度が欲しい」といったコメントが寄せられた。