介護ベンチャーのレイス、千葉に進出 松戸で高齢者見守り

2012年04月13日日経新聞

 介護ベンチャーのレイス(神戸市、松永力社長)は5月にも松戸市の常盤平団地で地元の診療所や薬局と連携して、高齢者見守りサービスを始める。同社が関東で事業を展開するのは初めて。

常盤平団地は高齢化が進んでおり、住民らによる見守りでは限界があると判断。医療や介護も含めて手厚いサービスを提供し、1年後に200人の利用者獲得を目指す。

1人住まいの高齢者向け見守りサービスは、携帯電話回線を利用する同社の独自通話端末を使う。高齢者宅に端末を設置すると、毎日決まった時刻に自動で同社のコールセンターに発信する。

 1人住まいの高齢者向け見守りサービスは、携帯電話回線を利用する同社の独自通話端末を使う。高齢者宅に端末を設置すると、毎日決まった時刻に自動で同社のコールセンターに発信する。オペレーターは2分間の会話で体調や服薬状況を確認する。月額料金は5000円程度。