エポック・ジャパン ALSOK宮崎と提携 宮崎で高齢者向けサービス
2012年03月27日産経新聞
家族葬の「ファミーユ」ブランドを展開するエポック・ジャパン(東京都港区)は、ALSOK宮崎綜合警備(宮崎市)と提携し、高齢者を対象にした商品、サービスの斡旋(あっせん)を開始した。サービスを提供するのは宮崎エリア。核家族化の進展や近隣住民との関係の希薄化に伴って、孤独死の問題が顕在化するなど需要は高まるとみており、契約動向などをにらみながら、順次他の地域でも行っていく計画だ。
同社は現在、全国180カ所で店舗を展開しており、1日1組の貸し切りホールで家族がゆっくりと故人とお別れができる家族葬を売り物としている。中期計画では「家族を大切にするための総合サービス企業」を目指しており、さらなる事業拡大を図るため、今回の新サービスに至った。
対象商品・サービスは3つによって構成されている。そのひとつが「ALSOKシルバーパックずっと安心」。ペンダント型緊急ボタンと住宅用火災警報器、救急情報登録がセットになった基本プランで、月額利用料金は3706円。
基本プランに見守り情報配信サービスを付けたプランでは、定期連絡と定刻連絡、異常通知の3つのスタイルから選べる。月額利用料金は5008円。また、いずれも初期工事費は無料で、契約期間は5年。これに通常のホームセキュリティーが加わる。