光通信で高齢者の健康指導や安否確認 NTT東など実験

2011年11月25日 日経新聞

 NTT東日本北海道支店は24日、喜茂別町など4町村と協力して高齢者向け健康支援サービスの実証実験を始めたと発表した。光回線サービス「フレッツ光」を使い、遠隔地から健康指導するほか、高齢者宅の安否も確認する。期間は2013年3月末まで。各自治体は実験結果から今後の高齢者支援策を決める。

 対象は喜茂別町、ニセコ町、積丹町、島牧村。「健康相談」「高齢者見守り」「介護予防」の3種類のサービスを提供する。健康相談は高齢者160人に歩数計を配布、各地域の集会場に体重計と血圧計を設置。7~10日に1回の頻度で歩数計や体重などの値をデータセンターに送信する。健康データを基にテレビ電話を通じて医師やスタッフに健康相談できる。

 高齢者見守りは1人暮らしの高齢者宅に人の動きを感知するセンサーを置いた。起床や外出などの行動を把握し、異常があればコールセンターに連絡する仕組み。介護予防はニセコ町の温浴施設で転倒骨折の予防運動など運動教室を開く。

 今回の実証実験は医療費や介護費用の抑制が目的で、内閣府の「社会イノベーション推進のモデル事業」に採択された。