家電で高齢者見守り 曽於市が導入/鹿児島

2011年06月05日 南日本新聞

 曽於市が5月から本格導入した高齢者の見守りシステムが好評だ。家電の使用状況を感知し、遠距離の家族に安否を知らせる仕組み。利用するお年寄りは「自分も家族も安心」と喜んでいる。

 テレビや電子レンジなど、高齢者が使用する家電の電源コードをセンサーに通して電流量を感知。使用の有無を、家族の携帯電話などに1日2回メール配信する仕組みだ。サービスを提供する山口県の企業に委託した。

 通常は月数千円の利用料が必要だが、国や自治体の補助で1世帯月300円。対象は一人暮らしの高齢者(65歳以上)か、高齢者のみの世帯など。現在、同市の125軒で利用されている。
 センサーは3個までで、相談や緊急通報を24時間体制で受け付ける端末も設置。一人暮らしの草野ミツ子さん(81)は「以前は息子が心配して、頻繁に電話を寄こしていた。私も安心だが、息子のためにも設置してよかった」と話した。