1人暮らしの高齢者宅に最適! 通報と通話が可能な緊急通報装置
2011年06月01日 ケアマネジメントオンライン
ドイツの“LINDY”ブランド製品の日本総販売元である株式会社リンディー・セールスは、新製品「ペンダント式子機による通報と通話が可能な電話機型の緊急通報装置」を、6月上旬より発売開始する。
同製品は、一般の電話機としても使用できる緊急通報装置。急な体調悪化により救助が必要な場合や身動きが取れなくなってしまった場合、あるいは火災等の災害発生時、不審者侵入時などの緊急事態発生時に、ボタン一つで外部の電話番号へ緊急通報を発信でき、応答者と通話が行える。
従来の緊急通報装置では、子機からの一方的な通報のみだが、同製品では子機、親機共に、通報者と応答者の相互通話を可能。通報先として家族の携帯電話やかかりつけ医の電話番号を登録しておくことにより、ボタン一つで迅速に緊急通報を行えるだけでなく、通報者と応答者が相互通話を行うことによって、より正確な状況判断が可能になり、異常の早期発見や状況に応じた適切な処置が可能になる。
親機は電話回線へ接続して、外線の発信/着信、子機との内線通話、子機への外線転送などが行える仕組みで、1台の親機へ子機は最大8台まで登録でき、親機との内線通話や、緊急通報による外線発信、外線着信の応答が行える。
無線式の子機はストラップを付けて携帯可能なペンダント式子機と、寝室や廊下、脱衣所などへ設置可能な壁掛け式子機の2種類があり、高齢者の使用を想定し、大きく押しやすいダイヤルボタン/SOSボタンや文字の大きい液晶画面を採用しており、子機においてはボタン一つだけのシンプルな設計。親機との距離は最大約50メートル(見通し距離)の範囲内で使用できる。ペンダント式子機にストラップを付けて常時携帯すれば、緊急事態発生時に即座に通報することができ、また離れた場所からの安否確認や内線連絡などにも利用可能となる。
この他にも、通常の電話機機能に加え、写真やメモを取り付けられるワンタッチ短縮ダイヤルボタン、受話器を取らずに特定の外線着信に応答できる自動着信応答機能、受話音量を大きくできるシルバーホン機能、詐称電話の防止に役立つ着信非通知機能、食事や服薬時間を通知できる時間指定アラーム機能など、高齢者を支援するための様々な機能を搭載した。
「ペンダント式子機による通報と通話が可能な電話機型の緊急通報装置」
・親機1台+ペンダント式子機1台セット(型番:42540)