高齢者の見守り活動で連携/七戸
2010年06月27日 デーリー東北
七戸町と町社会福祉協議会(立崎義行会長)、郵便事業株式会社野辺地支店(森山修一支店長)は25日、同社が推進する「ひまわりサービス」で協定を結んだ。同社の外務員が一人暮らし高齢者世帯に郵便物を配達する際の声掛けなど、高齢者の見守り活動で連携する。
同サービスは同社の社会貢献活動の一環で、1997年8月に始まった。70歳以上の一人暮らし高齢者世帯や高齢者夫婦世帯を対象に、声掛けによる体調確認のほか、郵便物などの集荷を行う。
同日、町役場本庁舎で小又勉町長と、立崎会長、森山支店長が協定書を取り交わした。
小又町長と立崎会長は「社協や民生委員も高齢者の見守り活動を実施しているが、目が行き届かない部分もあると思う。郵便局のサポートが受けられるのはありがたい」と感謝。
森山支店長は「地域に貢献できることはうれしい。高齢者が暮らしやすい環境をつくれるよう頑張りたい」と抱負を語っていた。
町社協によると、町内の65歳以上の一人暮らし世帯は約500あるという。