「高齢者見守り隊」発足 土庄、小豆島町でも/香川
2010年05月31日 四国新聞
四国新聞販売店会「四国会」(松本充雄会長)は1日から、新聞配達などを通してお年寄りの安否を確認する「高齢者見守り隊」を土庄、小豆島の両町で始める。事前登録制で、登録方法を記載したチラシを同日付の四国新聞に折り込み、周知する。
同見守り隊は綾川、まんのう町に続き3例目。新聞配達スタッフらが▽新聞がポストなどに数日間たまっている▽玄関ドアや窓が不自然に開いている―などの異常に気付いた場合、事前に登録している親族や民生委員に連絡し、安否確認を行う。
土庄町役場でこのほど、町民生委員児童委員協議会(柳生巧会長)と四国会の協定書調印式が行われ、松本、柳生両会長と立会人の岡田町長がサインした。
柳生会長は「高齢化が進み、独り暮らしのお年寄りが増える中、セーフティーネットが拡充されることはありがたい。喜ばれる制度でぜひ協力したい」とあいさつ。
松本会長は「地域に根ざした民生委員さんの協力が得られ心強い限り。見守り活動は新聞販売店が行える地域貢献の一つ。高齢者が安心して暮らせる地域社会づくりに貢献したい」と決意を述べた。
小豆島町の調印式は近く行う。