孤独死防げ!江東区が地域の見守り支援に20万円まで助成

2010年04月23日 ケアマネジメントオンライン

 高齢者が自宅で亡くなり長期間気づかれない「孤独死」や、親族や地域との関わりを持たない「無縁死」が社会問題となっている中、東京都江東区は、「社会的孤立」状態の高齢者を未然に防ぐことを目的に、高齢者を見守る住民活動を支援する「高齢者地域見守り支援事業」を実施する。

 この事業は、1)先進的な活動団体等の視察、2)これからの地域に求められる支え合いを学ぶセミナー、3)地域の課題を見つけるための「支え合いマップ」づくり、4)地域の実情に合った見守りプランの作成・実践に取り組むもので、住民主体の見守り体制の構築(サポート地域)のための開設一時金として、什器・備品の購入費、改修費等を1地域20万円を上限に助成するもの。

 今回の募集地域は4地域で、申し込みは町会・自治会・管理組合などの単位で行うことができ、申込締切は5月31日までに電話またはメールで応募のこと。