まんのうでも「高齢者見守り隊」開始 4月から/香川

2010年03月08日 四国新聞

 四国新聞販売店会「四国会」(松本充雄会長)は4月1日から、新聞配達などを通してお年寄りの安否を確認する活動「高齢者見守り隊」を香川県まんのう町で始める。

 8日、町民生委員児童委員協議会(湊高春会長)との協定書調印式が町役場であり、松本、湊両会長と立会人の栗田町長が協定書にサイン。松本会長は「新聞販売店の特性を生かし、地域の安全・安心に貢献したい」とあいさつした。

 町社会福祉協議会の「命見守り ほっと安心」事業の推進にも尽力する湊会長は「見守る目がさらに増えることで活動が深まり、民生委員としてもありがたい。二つの活動を連携させ、力を入れて取り組みたい」と話した。

 高齢者見守り隊は事前登録制。新聞配達スタッフらが▽新聞がポストに数日間たまっている▽玄関ドアや窓が不自然に開いている-などの異常に気付いた場合、事前登録している親族や民生委員に連絡する。

 活動は2月1日にスタートした綾川町に続き2例目。