数理技研、独居高齢者の安否確認を行う「おたずねフォン」発表

2009年11月02日 ケアマネジメントオンライン

 株式会社数理技研(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小川浩二)は、独居高齢者の安否を確認するシステム「おたずねフォン」を発表した。

 「おたずねフォン」は、既存の電話回線を使用し、独居高齢者などに曜日や日時を決めて電話をかけ、本人がボタンを押して回答することで安否を確認するシステム。複数の音声メッセージを登録することができ、家族やケアマネジャーなど、信頼している者の声とのやり取りができる。

 メッセージには番号を押すことで対応する。例えば、「1:はい元気です」、「2:ちょっと心配」、「3:是非連絡を」など簡単な操作で伝達が可能となっている。

 利用者側の金銭的な負担はないが、発信側(診療所、ケアセンターなど)の負担としては、ISDN回線の使用料と電話代がかかる。
価格は47万5000円で、年間のメンテナンス料は2万4000円(税別)。


【おたずねフォン 概要】

•通院治療中の患者や、一人暮らし高齢者・災害弱者宅に曜日や日時を決めて電話をかけ、健康状態をボタンを押して回答してもらい、見守り安心感を提供するシステム。
•利用者はプッシュホン式の電話機や携帯電話で答え、その回答一覧が画面に表示。
•かかりつけ医・地域包括支援センター・介護保険事業者・民生委員などの音声メッセージをパソコンから 自動発信し、利用者に番号を押して回答。
•複数の音声メッセージが登録可能で、多対多の管理・対応が可能。
•本体価格:47万5000円(税別)
•年間メンテナンス:2万4000円/年(税別)