新聞が3日たまったら通報!独居高齢者見守りサービス開始/千代田区

2009年04月24日 ケアマネジメントオンライン

 千代田区は4月20日、独居高齢者のための新聞配達員による見守りサービスを開始した。
 このサービスは区と新聞販売店による連携で行い、新聞を宅配する際、高齢者宅の郵便受けに新聞が3日分以上たまっていたら区に通報するというもの。

 通報を受けた区は現場に駆けつけ、安否を確認し、異変があれば病院や警察に連絡し、介護サービスの必要があれば手配する。

 サービスの利用には新聞を購読している高齢者が販売店に申し込み、登録することが必要。販売店は千代田区の同業組合に加入している13店舗が協力する。

 区によると、独居高齢者は区内高齢者(65歳以上)全体の2割に上り、マンション住まいが多く、幅広いネットワークで安否確認を行っていくとしている。また、今後は電気や水道などのライフラインとの連携も検討していくという。

■問い合わせ
千代田区高齢介護課
〒102-8688
東京都千代田区九段南1-2-1 
TEL.03-3264-2111(代表)