東急セキュリティ、高齢者見守りサービス「シニアセキュリティ」を提供
2008年09月30日 ケアマネジメントオンライン
東急セキュリティは、東急線沿線在住のシニアを対象に、駆け付け型緊急通報・安否確認・健康相談・コンシェルジュによる定期訪問を組み合わせたシニア専用サービスの提供を10月15日に開始する。
近 年、高齢者だけの世帯、特に独居高齢者の増加が顕著であり、同社は高齢者を家族に持つ既存顧客から、高齢者に対応するサービスの要望を受けていたという。「シニアセキュリティ」は基本的に緊急通報・安否確認のサービスであり、類似するサービスは自治体などでも実施しているが、大きく異なるのは、緊急時には警備員が駆け付けるため、別居している家族も安心して利用できる点だとしている。
また、電話による健康相談・セカンドオピニオン相談窓口に加えて、高齢者を狙った犯罪の予防などの相談事にも、東急セキュリティの防犯のプロがコンシェルジュとして利用者宅を定期訪問するサービスも用意している。
サービスの対象となるのは東急線沿線エリア在住の高齢者、およびエリア内外の家族。例えば、東京都目黒区に住む高齢者の家族が大阪居住でも利用できる。
商品内容は緊急通報サービス、安否確認サービス、健康相談サービス、コンシェルジュサービス。料金は緊急通報・安否確認・健康相談の3つのサービスが受けられる「レギュラー」が月額4.515円で、工事代が別途42,000円。
「レギュラー」にコンシェルジュサービスを付加した「プレミアム」が月額7,665円、工事代が別途42,000円。このほかに巡回警備などの有償オプションサービスもある。
サービス提供には、要介護認定および認知症診断を受けていないことが条件であり、身体介護や医療行為は行わない。また、心臓ペースメーカ利用者はサービスを受けられない。