狛江市、一人暮らしのお年寄りの見守りシステムモニターを募集

2008年08月04日 ケアマネジメントオンライン

 東京都狛江市は8月1日、一人暮らしのお年寄りの見守りシステムモニター募集について公表。8月4日から申し込みを受け付ける。

 市では財団法人電力中央研究所が開発した「独居高齢者見守りシステム」の実用化に向けて、10月から共同で実証試験を行う。このシステムは、テレビやポットなど日常使用する家電製品の使用状態から、一人暮らしの高齢者がふだん通りの生活をしているかどうかを見守るもの。今回のモニター試験で、システム実用化のためのデータを取得することが目的だ。

 モニター宅には電気使用量の計測とデータを送る装置を取り付けるほか、日々の生活状況も定期的に報告してもらう。モニターの経費負担はない。

 モニター期間は今年10月から来年9月。対象となるのは市内在住で65歳以上の自立した一人暮らしの人。10人程度を募集する。

独居高齢者見守りシステム共同研究報告書について(狛江市福祉保健部)