安全センター、「見守りネットワーク・家族介護支援サービス」を開始
2008年06月27日 ケアマネジメントオンライン
安全センター株式会社は、在宅の高齢者・介護家族向けの新サービス「見守りネットワーク・家族介護支援サービス」を開発し、7月1日から提供を開始する。
当サービスは、同社がこれまで高齢者向け福祉事業(緊急通報サービス、電話健康相談サービス)で培った高齢者とのコミュニケーションスキルや会話技術等のノウハウを活用し、高齢者やその家族からの健康や介護に関する相談に、24時間365日の体制で対応するコールサービス。相談には看護師やケアマネジャーなどの専門職が対応に当たる。
このサービスにより、地域包括支援センターの主業務の一つである「総合相談業務」を強化することで、介護家族の精神的な負担を軽減し、高齢者の虐待の防止や早期発見および深刻化の回避も目的としている。
サービスは年間240万円から提供し、今後は自治体の地域支援事業向けに販売を展開し、初年度1億円の売上を目指す。
サービスの概要は以下の通り。
・健康・栄養相談
高齢者やその家族からの健康や栄養に関する相談に看護師・管理栄養士が対応。必要に応じて医療機関の案内も行う。
・介護窓口案内
家族に介護が必要になった場合の手続きの方法などを紹介。
・介護技術の案内・介護ストレスへの対応
介護家族からの介護に関する技術の相談や介護からくるストレスを傾聴し、心理カウンセラーが適切にアドバイス。
・緊急事態における的確な判断
当社の看護師・ケアマネジャーが、相談内容に応じて緊急対応のアドバイスも行う(救急車の必要性など)。
・地域包括支援センターの案内
相談内容に応じて、面談などのフォローアップが必要な場合には、最寄りの地域包括支援センターを案内。
・その他、自治体への報告など