コープやまぐち 高齢者に夕食宅配開始へ

2007年05月30日 山口新聞

 生活協同組合コープやまぐち(山口市小郡、有吉政博理事長)は29日、山口市吉敷の県総合保健会館で通常総代会を開き、6月から新たに高齢者向けの夕食宅配事業を始めるなど本年度の事業計画を決めたほか、昨年度は3年ぶりに増収増益となったことなどを報告した。

高齢者向けの夕食宅配サービスは6月18日から離島を除く県内全域でスタート。すでに720世帯から申し込みがあるという。本年度末までに登録数2200世帯を目指し、初年度の売り上げは2億3000万円を見込んでいる。

毎週月曜から金曜までの5日間、日替わりメニューで宅配。手渡しのため高齢者の安否確認もできるという。1週間単位の申し込みが必要で、弁当とおかずの2種類がある。弁当は1日1食だと5日間で2604円、おかずは2756円。塩分控えめで栄養バランスに配慮し、食材の残留農薬検査も行うなど安全性も確保する。高齢者以外でも登録できる。

夕食宅配の申し込みや問い合わせはコープやまぐち(TEL 0120・27・2428)へ。